【サステイナブル・インタビュー】Vol.2 Ekolokal ーエコフレンドリーな世界を身近から

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サステイナブルインタビューVol.2

女性が壁の前に立っている

自分の近くにあるエコフレンドリーなお店を探せるエコマップを中心に展開する WebサイトEkolokal
『Ekolokalがいらなくなる世界を目指す』と語る代表お二人の思いとは?

サステイナブルな生活を送っている人や、ビジネスをしている方にお話を聞いていくサステイナブル・インタビュー。

2弾はWebサービスEkolokalの代表である新藤徳子さん(以下:のりこ)とQueguiner Helene さん(以下:ヘレン)に私Chiiがお話を伺いました。

女性2人にインタビュー

Ekolokalとは

のりこ:個人の方が簡単に、今からエコな消費とか活動が実践できるようにサポートするために立ち上げたプロジェクトです。今ウェブサイト上でご覧いただけるのが、エコマップです。地図で自分が今いる所の近くにあるエコなお店が簡単に探せる地図になっています。

エコっていうと色々ありますが、私達は衣食住で特に「食」にフォーカスして、以下5つの項目に着目しています。

「プラントベース」
「ゼロウェイスト」
「プラスチックフリー」
「オーガニック」
「フェアトレード」

この5項目のどれかに当てはまる消費ができるお店を載せています。

イメージしにくいので簡単に言うと、昔ながらのお豆腐屋さんとか個人経営や家族経営だと、「自分のタッパーに入れて貰っていいですか?」と聞くとだいたいOKと言ってくれたりするんですよ。そうするとそれだけでゴミがでない「ゼロウェイストが出来るお店」になるんですよね。それを私達の地図で言うと。「ゼロウェイスト」というカテゴリーの元で地図に載せているという感じです。

Chii:面白いですね。全面に「ゼロウェイストのお店」と宣伝していなくても、いつもの商店街でもできることがあるという気づきに繋がりますね。

ー他にはどんなサービスがありますか?

のりこインスタグラムでなるべく簡単にできるヒントを「今こういうことできますよ」と紹介しています。

例えば、「りんごを長持ちさせる方法」。りんごとじゃがいもを一緒に保存してあげるだけで、それぞれが出す成分で相互効果でどちらもより長持ちするっていう、フードロスに対する策ですが。今後はニュースレターや、トピックを絞って有料コンテンツも出していきたいと思っています。

女性がインタビューを受けている

Chii:りんごを長持ちさせるこの方法は初めて聞いたのでびっくりしました。

ーEkolokalをスタートさせるきっかけとなったお二人の出会いを教えてください。

のりこ:ヘレンが2020年からやっているPodcastConversation with green change makersのゲストスピーカーに呼ばれたのが初めの出会いですね。私がVegginoというプラントベースな生活を推進する活動をしていて、共通の友人であるJ.Walshの紹介でした。

打ち合わせの時から意気投合して、インタビューの後にヘレンから「実はやりたいことがあるんだけど」とアプローチされて、ちょうど自分も産休で時間があったのでOKしました。

ヘレンPodcastのゲストに来てもらいました。のりこのやっているアプローチがとても好きで。というのもエコとかヴィーガンの話をすると、人によってはとても厳しく真面目に活動をされていて、こちらが罪悪感を抱くこともあります。でも彼女はとても教育的で、良い意味で真面目すぎず、もっと沢山の人が興味を持てるようになると感じました。何よりも彼女の作るレシピは美味しいんです!とてもインスパイアされる存在だったので、インタビューの後にインパクトテックジャパンの広告を見たときに、「こんな事をやりたんだけど、一緒にやらない?」と声をかけました。私はゴミを減らすという視点、のりこはプラントベースという視点という2つの大きな問題に対する解決策を提示できると思ったんです

Ekolokalのマップのアイデアはどのようにして生まれたんですか?

ヘレン:私が日本に来て、エコな暮らしをしたいと思った時に、こういうサービスが欲しいなと思っていたんです。地元の方と繋がり、個人店さんの活動や、エコな生活のアイデアを聞いて「これはすごい!シェアしたい!」と思って。

Chii:私もエコマップを使っていますが、とても助かっています。自分の知っているお店も登録しましたし、初めての土地でお店を知らなくても、安心して買い物ができるようになりました。

ー今のEkolokalとしてのゴール、ヴィジョンを教えてください。

のりこ:近いところでは、今年の終わりまでにエコマップの店舗数を増やすことです。事業会社として2020年末に登録したので、より多くの方に持続的に価値を提供できるように収益化をどう図っていくかっていうところを今年までに確立させたいと思っています。
長い目で見ると、「最終的にはEkolokalがなくなってもいい」と思っています。
Ekolokalってエコの生活をしたい人が、今できていないからそのギャップを埋めるために存在しているんですけど、世の中でエコの消費とか、提供する側がそれが当たり前になったときにEkolokalが要らなくなるんですよ。なので、逆説的ですけど私たちが無くなってしまう世の中がきたらお仕事終わりだよねって話してます。

ヘレン:現在の日本でエコフレンドリーな生活をしたい人にはとても多くの障害があって、例えば高価かもしれないし、便利ではないかもしれない、または情報が入ってこないとか。
私自身、外国人として考えた時に必ずしも言語の壁だけでなく、日本人でさえもそういう情報を受け取れる場所を知らないと感じます。なので、私たちはその全ての障害にアプローチしたいと思っています。皆さんが正しい選択が簡単にできるように、もっとエコフレンドリーな生活ができるように。
また、こういうライフスタイルを送っている人と話すと、皆さんとても孤独を感じていることが多いんです。周りからの目や、評価が気になってチェンジができなかったり、行動を起こせなかったり。
なので私たちはコミュニティイベントをやることによって、皆さんにプラスのエネルギーを与え、お互いに小さくても良いから行動をしてもらえるように、インスピレーションが起こると良いなと思っています。

Chii:Ekolokalさんのイベントに参加すると、自分以外にも沢山同じような考えを持った方達に会えて話ができてその後も繋がっていけるので、毎回のイベント参加がとても楽しみです。

ー のりこさんがプラントベースの無料の情報ウェブサイト“Veggino”を立ち上げた経緯を教えてください。

のりこ:私は徳島県生まれですが、幼少期をニューヨークとロンドンで過ごしました。小さい頃から動物が好きで、触れ合いパークで間近に動物を見てから、元の動物を連想させる食べ物が苦手になっていました。家族にはベジタリアンになる事は栄養の面から断られたので、中学3年生で日本に帰国するまではそのまま普通に過ごしていました。大学卒業後5年間金融機関に勤めましたが、計算が苦手だったのでキャリアチェンジしようとMBAを取りにフランスに留学したんです。その時にヴィーガンを10年ほど続けていた今の旦那と出会いました。彼と出会ってヴィーガンという選択をした時に、食べ物に対して「これは嫌だ、これは良い」と言わなくて良かったのがすごく気持ち良かったんです。ヴィーガン食であれば全部食べられるので!
その後帰国して母親と住んでいる時に、ヴィーガン食を母親に作っていたときに、母親が「楽しい、美味しい、なんだヴィーガン良いじゃん」と変わっていくのを見て、身近な人以外にもリーチできたらいいなと思って、2018年にVegginoを立ち上げました。100%ヴィーガンじゃなくても、たまにプラントベース食を選択してくれるだけでも動物や、環境への負担が減ると思うので。

インタビュー場面

Chii:Vegginoさんのレシピは日本で手に入る食材で、時短でできる物もあるので皆さんにもぜひ見ていただきたいですね。

ーヘレンさんは英語ですがWebサイトの”Mottainai Transition”と、先ほど話にもあったPodcastをやられていますが、立ち上げはどうでしたか?

ヘレン:私はフランス人ですが、8年ほどロンドンに住んで化粧品のパッケージ部門のマネージャーをしていました。そこで同僚が布オムツを使ったりしているのを見て環境問題への興味が湧きました。日本の文化を知りたくて2年半前に日本に移住しました。その時にエコフレンドリーな生活を始めようと思ったんですが、沢山の問題に直面したんです。日本にいる外国人や外資系企業がエコフレンドリーな生活への変化をしたい時の手助けができるように、ワークショップや教育コンテンツを提供していました。ただワークショップがパンデミックで行えなくなったので、そのタイミングでポッドキャストを始めました。日本で色々な視点でエコフレンドリーやサステイナブルな活動をしている人たちに話を聞きました。今後、“Mottainai Transition”で提供していたコンテンツもEkolokalで提供できるようにしていきたいと思っています。

フランス人女性がインタビューをインタビューを受けている

Chii:お二人の現在への旅と今後に期待ですね。


ーこれからライフスタイルを変化させたいという人や、お二人のようにサステイナブルなビジネスを始めたいという方にアドバイスをお願いします。

ヘレン:ライフスタイルを変化させたい人は、小さな行動から始めて、すぐに大きな挑戦をしない事を勧めます。ゴミ問題に興味がある人は、まず自分の家から出るゴミを観察してみて、一番多く出ているゴミからどうやって減らせるのか考えてみるとか。とても大事なのは自分のメンタルヘルスのケアも行う事。プレッシャーやストレスを自分に課さないで、できる範囲でやってみるといいと思います。

ビジネスに挑戦したい人は、同じバイブスや同じ興味のある人、いい関係性が築ける人を探す事ですね。決して自分だけで何かをやろうとせず、周りの人と色々な視点から意見を聞いて、チームで何かをやってみてください。

のりこ:ライフスタイルを変化させるのに何をやりたいか、どこまでできるかって個人によって違うと思うので、一番自分に近い感覚でやっている人を探して、その一つのアカウントからコメントとかフォロワーさんから派生して、フォローしてみるのがいいと思います。

またビジネスに関しては「これがあるといいな」とか「これをやりたいな」と感じたらこれを信じるだけだと思います。もちろん上手くいかなかったり、心折れたりすると思いますが、それでもひたすら進むと「やってて良かったね」という瞬間があるんです。何がなんでも進んでいるので。「これだ!」とか「これを世に出したい」とか「こんな世界を見たい」ていう思いがあれば止まらずに、諦めずにひたすらやるのがベストです。

Chii:ありがとうございました。

とても素敵なお二人のインタビューの全貌をお聞きになりたい方はこちらのPodcastから⬇️

https://theslowlifecouple.com/2021/08/14/podcastno-2-ekolokal/

動画でご視聴になりたい方はこちらの Youtubeから⬇️

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