【ゼロウェイスト・プラスチックフリー】
買い物に行ってみよう!
以前のブログで、プラスチックフリーな買い物をするヒントをお届けしました。
しかし、実際日本に帰国するとなかなか完全にプラスチックフリーにすることが難しいことを実感…
そんななか!出来る範囲でやってみよう!ということで、私達がアンバサダーを務めるEkolokalさんの「Eco-shopping」のイベントに参加し、ゼロウェイスト・プラスチックフリーな買い物に行ってきましたので、その様子をお届けします☟
そもそもゼロウェイストショッピングとは?
買い物の際にパッケージに入った物を買うのではなく、家から持参した入れ物に欲しい物を欲しい量だけ購入をすること
なぜゼロウェイストショッピングがいいのか?
スーパーに買い物に行くとほぼ全ての食品がプラスチックのパッケージに入って売られていますよね。そのパッケージは一度開けてしまえば、ゴミになります。そのパッケージをなくすだけで、ゴミが減り、パッケージをいちいち開ける手間が省け、さらにはプラスチックをゴミに出さないことで、地球環境にも優しい買い物が出来るのです。
【準備編】
まず、出かける前に冷蔵庫やストックを見て
【今日何を買うのか?】をリストアップしましょう。
そうすることで、冷蔵庫やストックの奥で忘れられている食材を見つけられ、無駄に買い物をせずにすむので食品ロスに繋がります。
リストアップが済んだら【容器を準備】しましょう。
ジャムの空き瓶やタッパー、米袋などなど 購入したいものが入る物であればなんでもいいです!
私達はスタッシャーという繰り返し使えるシリコンバッグも持っていきました。
そしてこれらが入るエコバッグも持参しましょう。
【買い物編】
今回は東京都入谷駅周辺でお買い物です♪
明治30年創業の老舗の豆菓子屋さん。
沢山の種類の豆やもち米で作られたおせんべいがガラスケースに入れられて並んでいます。
千葉県産のピーナッツをお店で煎りあげたバターピーナッツが一番人気!
今回は柿の種を購入です。
残念ながらお店のプラスチック袋でないと昔ながらの計量器が使用できないとのこと…
こんなこともあるので、購入する前にお店の方に「持参した容器に直接いれてくれますか?ゴミを出したくないんです」と一言説明すると出来る限りの対応をしてくれますよ♪
古民家カフェ兼量り売りのお店。
以前はおでん屋さんだったようですが、リニューアルされました。
入口横にはサステイナブルな生活用品が並んでいます。
奥のカウンターには乾燥食材がガラス瓶に入って並べられています。
大豆ミートや玄米、ドライフルーツ、ナッツ、チョコレート、スパイスや雑穀、さらにはチャイのミックスも!すべて持参した瓶に入れて頂けます。
もし容器を持参されなくても、お店に寄付されたガラス瓶や紙袋を提供してくださいます。
持参した瓶の重さを測り、シールに重さを書き、欲しい物を容器へ。
そしてお会計です。キャッシュレス対応も万全で素晴らしかったです!
今回カフェの利用はしませんでしたが、ベトナムのサンドイッチ、バインミーがヴィーガン対応で食べられるとのことで、また伺いたいと思います!
様々な産地から取り寄せたコーヒー豆を店内の直火式の焙煎機で、オーナー自ら焙煎を行ってる珈琲豆屋さん。入谷ならではの「鬼子母神ブレンド」が気になりますね!
どんな珈琲が好きか、珈琲の抽出方法などご自分のコーヒースタイルに合わせて、オーナーのおススメを聞きながら豆を選ぶことが出来るのが個人店の醍醐味ですね。
今時珍しく店頭で天ぷらを揚げ、それを持参したタッパーに入れて頂けるようです。この日はもうあまり種類がなく購入できませんでしたが、揚げたて天ぷらが包装無しで買えるなんて!ご近所さんが羨ましい!
1993年創業のこだわりのお米屋さん。
お米屋さんとして「農村の人々と都市で暮す人々を結ぶパートナーが自身の役割」とお話される店主のお言葉通り、全てのお米に対するストーリー、農家さんの詳細まで教えてくださいます。
こちらに並ぶお米の多くは、無農薬や合鴨農法といった自然農法で育てられたお米です。持参した米袋に入れて頂き購入することが可能です。
【番外編】
1928年から約90年間銭湯として地元の方の憩いの場であった快哉湯が、カフェレボンと建築会社のオフィスとして生まれ変わったようです。
リノベーションされていますが、至る所に銭湯の面影がしっかり残るカフェです。
以前浴室だったところにはリノベーションを手掛けた建築会社さんのオフィスがありますが、レンタルやシェアオフィスでの利用や、見学なども大丈夫とのこと。
カフェスペースでは、自家焙煎のこだわりコーヒーや自家製レモネード、さらにはアイスクリームとのセットメニューなどもありました。私達はコーヒーをマイカップで購入。これもゼロウェイストですね♪
【最後に…】
いかがでしたでしょうか? 「ゼロウェイスト・プラスチックフリー」と難しく言いましたが、日本人には馴染みのある昔ながらの買い物風景だったのではないでしょうか? スーパーではなく、商店街の個人店に行ってみて、「持参した容器にいれてくれますか?ゴミを出したくないので」と一言伝えるだけで、ゴミを出さない買い物ができるのです!
今回このイベントを企画・運営してくれたEkolokalさんのウェブサイトからもゼロウェイストな買い物ができる場所を検索できます⇒https://ekolokal.com/
ゼロウェイストな買い物をすると、自然と古き良き日本を感じる買い物になりますね。入谷周辺だけでなく、皆さんの地元にもまだまだこういうお店は残っていませんか? もし、一人では勇気が出なければ、Ekolokalのイベントに参加して、皆と一緒に挑戦してみましょう!
今回の買い物の様子はこちらのYoutubeからもご覧いただけます☟ ぜひ、ご覧ください♪