オーストラリアの東海岸は、サンゴ礁と海岸がとても綺麗なことで有名です。
ハート形のサンゴ礁や、ホワイトヘブンビーチなどは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回の旅行で、人生で初めてのクジラ観察ツアーに参加しました。Hervey Bay にあるPacific Whale Foundation という会社のツアーです。
ここは、クジラの生態調査と保護を行っており、調査の一環としてボートに乗せてくれます。さらにツアーの利益は全て、クジラの保護に使用されます。
クジラに近づけるのは100mまで、クジラを目視で確認したらそこでエンジンを切らなければなりませんが、その後クジラ達から寄って来るのは、彼らの自由です。
今の時期、オーストラリアの東海岸には多くのザトウクジラが、子育てのために滞在しています。多くのツアー会社がありますが、彼らの理念に賛同してこの会社のツアーを申し込みました。
今回が初めてのクジラ観察ツアーだったので、遠目にクジラを眺めるだけだろうと思ってましたが、実際は違いました!!
2頭のザトウクジラを遠くに確認した船長さんは、100mの所でボートのエンジンを止めました。その時点で個人的には初めてのザトウクジラに感動していたのですが…そのうちクジラ達の方から私たちのボートに近寄ってきてくれたのです!クジラはイルカと同様、とても好奇心旺盛な哺乳類みたいです。
なんと目の前!!手を伸ばせば触れられる距離まで!2頭のザトウクジラが、ボートを囲うように戯れ始めたのです!!
なんと30分以上、この距離で彼らは私たちのボートの周りで遊んでいました。
ザトウクジラの大きいこと!!
実は、私、感動して号泣してしまいました。感動したのと同時に、捕鯨を許している日本人として、とても申し訳ない気持ちになりました。可愛いとかどうこうの問題ではなく、同じ動物として、なぜ彼らを自分たちの利益の為に絶滅の危機に至らせるまで、捕まえる事が出来るのか…日本人として恥を感じたのです。
別日にはとても大きく、美しいサンゴ礁を見ました。サンゴ礁の美しいこと!
さらにその周りで数回シュノーケリングをしましたが、サンゴ礁が多くの魚たちのパラダイスであることを目の当たりにしました。
今回のアクティビティを通して、心から動物と人間、自然との共存を望みました。綺麗ごとかもしれませんが、実際に自分の目でこれらの自然に触れることが出来て、幸せであると同時に、これらを守る義務が私達にはあると心から思いました。
プラスチックがこれらの海を汚しています。多くの化学製品がサンゴ礁を破壊しています。
人間と動物、植物、自然と共存して生きていくために、彼らの住処を守るためにも普段の生活を少し見直してみませんか?
自分が出来ることを少しでもいいので、始めてみてはどうでしょう?
どうしたらいいかわからない!という方は、以前のブログを見てみてください☞「【初心者必見】プラスチックフリー生活の必需品!」
少しでも、参考になればと思います…