お弁当を作っている方を例に出したときに話しましたが、自炊をしていても、食材自体がプラスチックに包まれている事が、とても多いのに気付かれた方もいるのではないでしょうか?
そうなんです!スーパーで買い物をしようとすると、ほぼ全ての野菜はプラスチックの袋に入れられています。肉や魚はプラスチックトレーに、プラスチックのカバーがしてあります。調味料や洗剤も、プラスチックの容器に、また詰め替え用はプラスチックの袋に入れられていますよね。


先週、NHKのクローズアップ現代で、”脱・プラスチック生活”が放送されました。リンクから番組の文字起こしが読めますので、ぜひ読んでみてください。番組でも言われていましたが、スーパーやコンビニなどで、プラスチックの包装されていないものを買うのは本当に困難です!
では、どうしたらいいのか?
①地元の商店街に行ってみましょう♪
東京にもまだまだ昔ながらの、商店街が残っています。野菜なら八百屋さんに、魚なら魚屋さんに、豆腐なら豆腐屋さんに…それぞれの職人さんが、その日のお勧めを教えてくれます!


②青空市場に行ってみましょう♪
東京だと青山ファーマーズマーケットが有名ですが、地方に行くと、その土地で朝採れたものを、そのままマーケットに売り出している所が多くあります。とっても新鮮で、生産者の顔が見える安心な市場ですね!
私の住むメルボルンでは、毎週末どこかで必ず、ファーマーズマーケットが開催されています。出来る範囲でファーマーズマーケットを利用するようにしています。最近は、じゃがいもを購入する際に生産者の方に、自分が何を作りたいのかを話し、それに一番適したじゃがいもと、お勧めの調理法まで教えて頂きました♪ とても心の温まる交流でしたし、全てのお野菜がすごく美味しかったです!
③量り売りのお店に行きましょう♪
メルボルンには、Bulk Shop:バルクショップと呼ばれる、量り売りのお店が数件あります。豆や、穀類、小麦粉などの粉類などなど、乾物に関してはこちらを利用しています。2人で生活していますが、スーパーで買う豆類などは量が多く、いつどこに移動するかわからない私たちには、とても買うことが出来ません。
なので、自分たちの好きな物を好きなだけ買うことのできる、量り売りのお店はとても有難いです!日本にも最近、増えてきたようで、この「プラなし生活」さんのブログでBulk shopを検索できるので、ぜひのぞいてみてください♪
こちらから全国にあるBulk Shopを検索できます

④配達を利用してみましょう♪
生協や、大手スーパーの配達を利用している方もいると思います。でも、全てプラスチックで包装されているのには、変わりないですよね。少し見直してみてはどうでしょう?最近では、オーガニック野菜を売りに配達を行っている物も見かけます。
メルボルンでは、地域の野菜ガーデンからその日採れた物を、ダンボールに入れて配達してくれるCERES という団体があります。プラスチックに包まれることなく、更に外箱は次の配達の為に利用されます。オーガニックで、新鮮な野菜が自宅に、プラスチックフリーの状態で届くのは本当に有難いです🌱 日本でも探してみてはどうでしょう?
さて!上記4つがスーパーに行かず、さらにプラスチック包装の物を買わない代替手段ですが、全てに共通して言えるのは…
「自分の容器や、カバンを持参して買い物をしてみましょう!」という事です。
私は、空き瓶を捨てずに保管して、Bulk shopに行く際に、空き容器として持参しています。また、野菜はThe Keepersのメッシュバッグや、古くなったタイパンツを切って、縫って自作した巾着を持参しています。さらに、肉屋さん、魚屋さんに行く際にも、自分の容器を持参して、その容器に入れてもらうようにお願いをして購入しています。
Bulk shopは自分の容器を持参して、買い物をすることが普通にできます。お店によっては自分の容器を持参して、それに入れてくださいと言うと、戸惑われることもあります。特に肉屋さんや魚屋さんですね。
しかし!ニュージーランドでは、大手のスーパーマーケットで、容器持参が可能になりました!☞リンク


消費者が変われば、提供する会社や商店も変わってくると思います。少しづつ買い物への意識を変えてみてはどうでしょう?最初は不便に感じるかもしれませんが、意外と楽しく買い物ができますよ♪
Special Thanks 取材協力→the source bulk foods Prahran

