街中を歩いていると本当によく、
答えはNoです。紙コップではありますが、 耐水性や耐熱性のためにプラスチックのラミネートが施されていて 、リサイクルできないのです。さらに、 使用されているプラスチックの種類によっては、 焼却の際にCo2が排出されています。世界中で毎年、数億個もの使い捨てコーヒーカップがゴミとして処理されているので す。
最近では、英国にて使い捨てコーヒーカップが有料化、 韓国でもカフェでの使い捨てコーヒーカップの使用が禁止になりま した。
解決策として色々な国で色々な対策が講じられています。
まず1つ目は、”マイカップ”を持参すること。
2つ目は、カフェで使用される使い捨てコーヒーカップの素材を、リサイクル可能なものや、自然素材のものに変えること。
英国のashortwalk社は使い捨てのコーヒーカップを細断 して材料にし、”rCup” というリサイクルコーヒーカップを作っています。また、 とうもろこしを材料にした”バイオプラスチック” 製のコーヒーカップを使用している欧米の国もあります。 これらは、リサイクルがプラスチックより簡単で、 焼却や埋め立てをしても自然に還すことが可能です。日本でも” ジャパンロースターコンペティション” 主催でカフェの経営者などを対象に、プラスチック問題にどう対応していくかについての勉強会が開催さ れています。消費者だけでなく、 お店側のこうした対応にも今後期待したいですね。
3つ目は、 カーシェアリングのようにコーヒーカップをシェアする取り組み。
ドイツでは ”リターナブルカップ” 、 ニュージーランドでは ” カップサイクリング” という取り組みが行われています。 これは提携のカフェで、洗って使い回せるカップと共にコーヒ ーを購入。購入時にカップ代としてデポジットを払います。 消費者は飲み終わった後、カップをカフェに持っていくと、 デポジット料金が払い戻され、カップはカフェにて洗浄後、また新しい消費者へと利用されるという物です。 これだと同じカフェに戻る必要も、 カップを自分で洗浄する必要もなく、 店舗としても使い捨てカップを新しく購入する必要のないので ” Win-Win” ですよね。まだ一部の地域の、 一部のカフェでしか導入されていませんが、 この流れが大きくなるといいなと思います。
もうすでに色々な対策がされていますが、